PoBronson Blogから――「エディーとレスリーの状況」――「こどもの日」の白書が出た
以下は「Po Bronson’s Books, Articles, Stories, Scripts, and Projects」の全訳です。
今朝、統計局は、「こどもの日*1」の白書を出した。内容は刺激的で、たいへん勇気づけられる統計も幾つか含まれていた。例を挙げると、12〜17歳の子供の75%が学校で順調だと言える。1994年と比べて6ポイント増えた。子供のテレビ視聴にきまりごとを設けている親も増えた。3〜5歳の子供のうち、テレビ視聴にきまりごとがあるのが、1994には54%だったのが、今や67%になった。
でも私がもっと気になるのは、「エディーとレスリーの状況」がはっきりと表れているものだ。昔blogに書いた、両親の教育程度が子供の成長を左右するというやつだ。
ほんのさわりだけ見てみよう。高校を出ていない両親の約20%は、1〜5歳の子供に読み聞かせをしたことがない一方、高卒以上の両親ではたったの5%だ。
6〜11歳の子供のうち、スポーツをやっているのは、両親が高校を出ていない子供の場合17%なのに対し、両親のどちらか一方でも高卒以上の場合は50%もいる。
停学になったことがある子供の割合は、両親が高校を出ていない子供では、両親が高卒以上の子供の2倍だ。
更に、両親が高卒以上の子供の方は英才クラスに入っている割合が3倍なのに対し、両親が高校を出ていない子供の方は留年する割合が3倍だ。
このことから、気になる疑問がいっぱい出てくる。その子供たちはホントに天賦の才があるの? 他の子供たちは問題があってヨリ才能がないの? その天賦のものってあてがい扶持? 遺伝? 育て方?
私にはまだ何とも言えない。でもポーも私も今後もっと追究していきたい。
*1:6月の第1日曜のようです。